ノーベル経済学賞はセイラー教授!
私も経済学を学ぶ者の端くれなので、ノーベル経済学賞が誰がとるかちょっとだけ気にしてます。
と、いうものの興味を持ち始めたのは去年くらいからなんですが。
今年のノーベル賞は9日発表でした。今年度はシカゴ大のリチャード・セイラー教授でした。
セイラー教授といえば行動経済学の発展に貢献した人です。
心理学的な要素を組み込むことでより現実と整合的な理論を組み立てようとする学問が行動経済学です。セイラーはカーネマン氏と共に行動経済学の発展に寄与しました。
カーネマンがノーベル賞をとったのが2002年のことなので、今年は行動経済学系からは出ないかな―と思っていただけに驚きです。
さて、セイラー教授や行動経済学といえば次の本がおすすめです。
- 作者: リチャード・セイラー,篠原勝
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/10/27
- メディア: 単行本
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初学者向けにもわかりやすく行動経済学ならではの知見について解説しています。各章最初にある小話もためになります。
更にこんな本もあります。
- 作者: リチャード・セイラー,遠藤真美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: 単行本
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こちらの本も評判がかなりいいです。私も早く読みたい(未読)
行動経済学を体系的に学習したい方はこの本がおすすめです。
- 作者: 筒井義郎,佐々木俊一郎,山根承子,グレッグマルデワ,Greg Mardyla
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2017/04/28
- メディア: 単行本
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こちらも簡単な言葉で書かれているため読みやすくなっています。学部生向けの簡単な本です。
さて、今回はノーベル経済学賞発表ということで簡単にですが行動経済学について勉強できる本についての紹介をしました。行動経済学は普段の意思決定に使えそうな知識が多いので一冊手にとって読んでみると面白いと思います。新しい発見もできることでしょう!
では。