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現役大学生が選ぶ、2016年買ってよかった本10選

お題その2「今年、買ってよかった物」

こんにちは、うれいちゃんです。
2016年も終わりに近づき、はてブにぼちぼち2016年買ってよかったものの記事が出てきました。

私も流行に乗っかって、2016年買ってよかったものを紹介したいと思います。

とは言うものの、私は普段あまり買い物をしません…
と、言うわけで私は今年買ったものを「本」に絞ってご紹介したいと思います!
題して、「現役大学生が選ぶ、2016年買ってよかった本10選」です!

1.中室牧子『学力の経済学』

「学力」の経済学

「学力」の経済学

1冊目は2015年発売の『学力の経済学』。教育経済学者である中室牧子先生の著作です。
教育にはある程度の定石が存在します。例えば、「子供は褒めて育てるのが良い」「ご褒美で釣るのはいけない」「ゲームをすると暴力的になる」というやつですね。
これらは科学的な根拠にもとづいて主張されているのでしょうか?『学力の経済学』ではデータ、統計を用いて教育の定石を覆します。

2.ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの著書です。
私達が普段どのように考え、どう行動するかを論理的に明らかにします。
下巻では行動経済学に関するトピックも取り上げています。
私はこの本がきっかけで行動経済学に興味を持ちました。

3.苅谷剛彦『知的複眼思考法』

知的複眼思考法

知的複眼思考法

「どう考えるか」を具体的に教えてくれる名著、『知的複眼思考法』です。
何気ないニュースをみたとき、あるいはふと本を読んだとき、問題とされていることについて常識にとらわれず考える方法を教えてくれます。
大学生必読(だと思いこんでいます)の一冊です。

4.井上智洋『人工知能と経済の未来』

今年発売の名著です。人工知能の発展によって生まれる未来は素晴らしいものでしょうか?
AIの発展で誕生する未来を予測します。

5.五木田和也『コンピューターで脳が作れるか』

コンピューターで「脳」がつくれるか

コンピューターで「脳」がつくれるか

4に続いてAI関連の一冊。現在のAI研究はどこまで進んでいるか、そもそもAIとは何かをわかりやすく解説。
後半で軽くAI普及後の経済についても触れています。

6.濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』

ur-e1log.hatenablog.jp

こちらの記事でも紹介しました、濱口桂一郎先生の『若者と労働』です。
アメリカと日本の就職のしくみを比較し、現在の日本ではどのようなシステムが「就職」の周りを取り巻いているのかを明確化してくれます。
こちらも必読

7.支倉凍砂狼と香辛料

ラノベピックアップ。かなり昔の作品ですがつい最近買って読み始めました。
行商人ロレンスと豊作の神様ホロの旅のお話です。
経済っぽい内容もかなリ含まれていて、経済学徒ならもっと楽しく読めるかと思います。
あとホロが可愛いです。

8.キノの旅20巻

またまたラノベ。とうとう20巻まで来てしまいました。
独特な語り口が寓話のような、されど現実的な不思議な世界を作り出しています。
個人的におすすめの一冊。

9.池田新介『自滅する選択』

自滅する選択―先延ばしで後悔しないための新しい経済学

自滅する選択―先延ばしで後悔しないための新しい経済学

行動経済学に関する日本人著者の本です。異時点間選択に着目して書かれています。
なぜ私たちは長期的に合理的ではない行動を起こすのかを明らかにする一冊。

10.むらさきゆきや『放課後のゲームフレンド、君のいた季節』

最後はラノベで。1巻完結で非常に読みやすい作品となっています。
ベタな恋愛ものながらもテンポのいい進行とヒロインの可愛さでいい感じ。
本は読みたいけどシリーズ物はいやだ、という人におすすめの一冊。


2016年も終わりということで今年買ってみて面白かった本を10冊紹介してみました。
皆様のアンテナに引っかかる一冊は見つかったでしょうか?もし、そうであれば幸いです。

今年は現時点で本・漫画トータル47冊読んだみたいです。今読んでる本は考慮してないので、そちらも後々追記できればと思います。
来年はどんな良書が出版されるか楽しみです!

それでは今回はこれでおしまい。

おわり。

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