なるほど経済とはそういうことだったのか。
こんにちは、うれいです。
ここ最近毎日更新出来てますね、嬉しい。
佐藤雅彦、竹中平蔵著『経済ってそういうことだったのか会議』を読み終わったので、読んでみての感想をば、書き残したいと思います。
この本を購入しようと思ったきっかけ
それはこの記事でした。
春休み、お出かけもできなく勉強もあまり乗り気にならない。なんとなく無意味な春休みを過ごすのは嫌だと思い、新書を読み漁ろうと思って探したのがこの記事でした。そこで自分がいま学習している経済学の初学者向けの本として紹介されていたのがこの本でした。
概要
本書は元政治家の竹中平蔵がメディアクリエイターの佐藤雅彦に経済とはどんなものかを説明した対談方式のものです。貨幣・株・税金と言った身近なテーマからアジア経済・アメリカ経済など扱うテーマは幅広くなっています。
所見
個人的に一番興味深いと思った点は税金と労働に関する話題でした。企業は経理がサラリーマンにかかる税金を全て計算してくれる源泉徴収というシステムを採用しています。そのためサラリーマンに納税の意識が少なくなってしまうという問題です。このシステムが日本人の税金に関する意識を低めている一種の原因なのではないか、と。
この本を見た時になるほどとうなずいてしまいました。日々の暮らしで密接に関わっている消費税についても、消費税を税務署に納めるのは店側なのでそんなに納税っていう感覚はないなあという印象も持ちました。
まとめ
対談形式で、難しいことは大して話しておらず、あったとしても分かりやすい解説が付いているので初心者でも読みやすい一冊ではないかと思います。経済学部に進みたい高校三年生とか、経済学部のひととか、すでに経済を学んでいる人も一読の勝ちはあると思いました。なんか専門的な本を読みたいけど何を読めばいいかわからないという人にお勧めしたい一冊でした。