うれい's ろぐ ~うれろぐ~

日々是成長。頑張って生きたい。

SSの書き始めを言語化する

好きが講じて、SSを書き始めました。
2次創作メインで、書いたやつはpixivに上げるようにしています。

www.pixiv.net

 

今回はSSの設定の思いつき方、というかSSを書き始めるときにどうしているかみたいなのを記事にしたいと思います。

同じようなことをNoteにも投稿したので、もしかしたら同じような記事を見たことがあるかもしれません。その際はご容赦下さい。

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●なぜこんな記事を?
以下2つの記事に触発されました。
https://note.mu/ohkouchi/n/nbeb859994ef1
https://note.mu/freege/n/nbed5a91e6622

私も他の人のSSの書き方が知りたいです。特に、作品のモチベーションや完成に至る道筋なんかは一作一作解説してほしいくらいに。
そこでまずは自分から、どんな風にSSを書いているかをまとめてみようと思いました。

●自己紹介
まずは自己紹介をば。
秋瀬憂という名前でSSを書いています。初投稿は2018年5月、今まで4本のSSを投稿しています。すべてバンドリの二次創作SSです。

●はじまり
モチベーションは次の2つのどちらかに大別されます。
①「〇〇(動作やシーン)をしてる●●(キャラ、カップリング)絶対かわいい(かっこいい)」→書く
②適当な単語から連想→この感じなら●●(キャラ、CPU)が似合うかな→書く

どちらも、自分の作品を例にしつつ紹介したいと思います。

①の場合
拙作「言えない言葉は煙と共に」がこのパターンにあたります。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9703251

この作品を書いた当時、ガルパ喫煙概念が話題でした。私はモカと蘭は少し大人びたらきっと煙草が似合うだろうなあと思っていたので、モカと蘭が煙草を吸う話なんてどうだろうって思ったのがこの作品のモチベーションです。この二人のシガーキス、絶対絵になる…と思ったので「蘭とモカがシガーキスをする話」という大枠を用意して書き始めました。

話の大枠を決めたら話の流れを詰めます。


喫煙所で一服するモカ→蘭が来て一緒に吸う→蘭がライター忘れたから日をくれっていう→シガーキス→照れる蘭

ざっくりと流れを決めたら括弧書きで深くなりそうなところをメモしておきます。

喫煙所(どこの?)で一服するモカ(モカの喫煙のきっかけは)→蘭が来て(どこから?なんで?)一緒に吸う→蘭がライター忘れたから火をくれっていう(モカから「あげよっか?」でもいい)→シガーキス→照れる蘭

これで話の流れは終わりです。この後に二人の関係性を決めます。シガーキスを許すということはそれなりの仲です。二人は付き合っているのか。あるいは両片思いなのか、お互いに自覚はあるのかなどを決めていきました。

これらと並行して、見せ場みたいなシーンをちょっとづつ考えていきます。
今回は「シガーキスの瞬間」「モカの思いの行方」みたいなのを見せ場にしたかったのでその方向で書いています。そうすると、「モカは蘭のことが好きだけどそれが言えずにいる」「モカの気持ちのやるせなさが煙と一緒に飛んでいく表現をいれたい」「煙草の火と一緒に気持ちが伝われなんておしゃれかな」みたいな設定の詰めやシーンが出来上がってきます。

ここまでできたら後は書き上げるだけ。思いついたところから書いて微調整を繰り返して作品の完成です。

②の場合
拙作「ある梅雨の日」がこのパターンです。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9725109

なにか書きたいけどネタがないなってときはこのパターンです。まずはpixivの今日のお題等から適当な単語を一つ持ってきます。(この作品の場合は「梅雨」でした。)

一つ持ってきたら連想ゲームを始めます。梅雨といえば、雨ってじめじめしてやだな、雨の日のデート、相合い傘。思いつくことをメモしていきます。
なんとなく並んだ単語をみて恋愛やデート系が多かったので作品の大枠を「梅雨の日おうちデート」にしました。

次に登場人物や書きたいシーンを決めていきます。
おうちデートだから普段しないようなことができる、膝枕のさせあいとかしてたら可愛いなあ、膝枕といえば普段の頑張りを癒やすから、普段頑張ってる人たちでご褒美の与えあいみたいな感じにするか、普段頑張ってるといえば氷川紗夜と羽沢つぐみかなあ、最後につぐが勇気を振り絞ってちゅーとかしたら熱い、と連想ゲームの勢いで話の内容を詰めていきます。

ここまでできれば後は①と一緒。流れを決めたり見せ場、言わせたいセリフなんかをメモしていきます。

導入>>つぐが飲み物を持ってきてちょっと雑談。紗夜からつぐに部屋の話をふってほしい>>さよ→つぐに膝枕の提案「つぐみさんは、いつも頑張っていますから」>>逆「紗夜さんだって頑張ってます。(なんやかんや)だから、紗夜さんにもお返し、です。」>>ちゅー

あとはこれに沿って文字を書いていきます。

●常に意識すること
初期衝動(どんなシーンを書きたいか、こんなことしてる彼女たちは絶対にかわいい)を忘れない。
文字数とか気にしない(短いからだめとか思わない)。

●手が止まったとき
自分が手止まったときのトラブルシューティング的なやつです。

・テーマが壮大すぎる
ファンタジーとか壮大すぎるテーマが書けない傾向にあります。書きたいシーンをもっと身近で日常感にあふれるシーンまで落とし込む。

・疲れてきた
休む。書きたい内容が頭にあるのに書けないときはどんなことを書きたいかを簡単にメモしておく。

・設定やいい感じの表現が思いつかない
今の作品を保留して別の作品を考えたり、他の人のSSを読んだりする。無理して書こうとするのが一番良くないかもしれないです。

●終わりに
皆さんのSSの書き方、私も知りたいので教えてください…!

リズと青い鳥

ちょっと前に話題になった「リズと青い鳥」、ようやく見ることができました。

 

本来であれば、この記事で作品について詳細に語るはずでした。でもそれはできません。ガラスの破片を集めたような、それはそれは繊細な作品でした。

 

liz-bluebird.com

 

この作品は、『響け!ユーフォニアム』シリーズの一つですが、アニメ・小説に触れてない人でも楽しめる作品です。でも、見ていればもっと楽しめると思います。

この作品の良さは見た人にしかわからない、この作品の良さを伝える語彙のない自分を恥じるばかりです…。

 

生存報告

はてなのお題「わたしの転機」を読みながら、文才に溢れた人の多さに驚いている。自分の転機について詳細に、情緒的に、そして何より読ませようとする工夫で溢れている文章が多い。正直に「すげえなあ」という感想しか出てこない。
転機について、(読み物として)面白く書けるということは、自分と向き合っている証だと思う。自分の歩んできた人生に正面から向き合って、言葉にできるくらい噛み砕く。だからあれだけ書けるんだと思う。語彙力とか、魅せる書き方みたいなのはきっとあとからついてくる。
私が自分の転機について書こうとしても、ゼミの指導教官との出会いを400字程度で書いて終わる気がするので、長文で転機について語れる人はすごい。そう思った次第です。


創作活動には壁がある。
創作活動の最初は「好きなキャラにこんな服を着ていて欲しい」「こんな写真が(自分は)綺麗だと思う」みたいな、ある種の自己実現とか、自己満足の一つで始まる。私の「写真を撮りたい」と思った初期衝動は間違いなくここにあった。
でもそのうち、「他者から評価されたい」と思うようになる。評価されない作品なんて、作ったところで意味がないんじゃないかと思う。そして、自分が最初に抱いた気持ちとのギャップに気がついて、冷めていくんだと思う。
自己満足か、他者の評価か。この壁に対する向き合い方で、創作活動が続けられるか否かが決まっていくんじゃないだろうか。


【編集後記】
ブログを書きたいと思いつつもネタがない。

就職活動と変化。

3月26日、所謂就職活動が本格化してから一ヶ月が経とうとしています。
私も一般的な大学生なので、もれなくみんなと一緒に就職活動をしています。
就職活動に取り組んでから、心境に多かれ少なかれ変化があったので、備忘録がてら残しておきたいと思いました。


就活を始めて面白かったこと。

いろいろな人に会えた。

社会人の方、一緒に就活をする人、とにかくいろいろな人に会えた。
普通に暮らしているだけでは会えないような人にも会い、話を聴き、質問をすることができた。
様々な人から話を聴き、価値観の多様さを改めて思い知らされた。世界は思った異常に広かった。
会うのは一度きりかもしれないが、「こう考える人もいる」という事実を知れることは、刺激的だった。

いろいろな街を見れた。

就活を名目にいろいろな町を見れた(主に東京ですが)
朝の通勤ラッシュ、忘れることはないだろう。
東京は住みづらいなんて言う人を見ますが、私は全然そんなこと感じなかった。

なんとなくなんて無いということを知れた。

就活の過程で自己分析なんてする機会があった。
僕は真面目にやった方とは言えないが、テンションの上げ下げグラフだけは書いた。
人生において理由をつけて選択したことは本当に少ししかなかった。でもその選択も、なんとなくだけで選んできたものも、並べてみるとなにか共通点があって、見ていて面白かった。
価値観っていうのは知らない内に形成されてて、自分の選択に意識しない内に介入しているんだということを思い知った。


就活を始めて変わったこと。

自己嫌悪に陥りがちになった。

周りの意識高い思想や、内定を複数個持っている友人。見ていてとてもしんどかった。何も持っていない私は余計にしんどかった。自分のペースがあるっていうのは比べたがりにかけがちなアドバイスだけど、そんなのわかりきっている。
経済学には比較優位の教えがあって、細かく見ていけば自分に比較優位のあることが絶対にみつかる、らしい。でもそんなこと微塵も感じなかった。周りを見れば自分よりすごい人ばかりで、自分はなんてちっぽけな存在なんだと生きていて辛くなった。

ネガティブ思考が止まらなくなった。

先行きが不安すぎてしんどい。先日先輩の卒業式があった。来年の今頃、私も卒業生として送られる立場にあること。順調に行けば4月からは社会人になること。でも就職先が決まっていない現実。これらを考えているだけで胸が苦しくなった。夜眠れなくて、外が明るくなり始めた頃ようやく眠りにつけた日が多かった。寝ても醒めても就活の話題ばかりで生きていてしんどくなった。

インターネットを見るのがしんどくなった。

ネット広告が就活関係の広告ばかりになった。Twitterのプロモーションツイート、YouTubeの動画前のCM、普段見るサイトの広告欄。全部就活とか内定とかそんな話ばかりだ。ちょっとくらい就活のこと忘れさせてくれたっていいのに。常に頭の片隅に就活がちらついて、推しのラジオ番組すらろくに楽しめない日もあった。

習慣化していたことが崩れた。

自炊を毎日続けていた。冬は寒いからいろんな具を買って鍋を作った。春夏秋は季節の野菜を使っていろいろ挑戦してみた。クックパッドを見ればそれなりのものは作れたし、調味料のさじ加減で味が変わるのが面白かったので3年飽きずに続いた。でも就活が始まってからそれもしんどくなった。
帰りは遅くなって、家についた頃には料理を作る気力もなくなっていた。外食とコンビニ弁当で食いつないできたけれど流石に出費がかさむと思ってご飯は炊くことにした。献立はコンビニ弁当からレトルトカレーツナマヨ丼になった。

携帯のバイブの音がつらい。

携帯のバイブの音が辛い。携帯が震える度に心臓がビクビクする。どこか急かされているような気がして、聞く度に寿命が三年は縮む感覚がする。電源を切ることだって、おやすみモードにだってすることができるけど、本当に大事な連絡が来たときのことを思うとそれもできない。
本当に大事な連絡が来るかどうかすらわからない人生だけども。


と、いうわけで就活をはじめてからいろいろな変化が起きました。
就活が終わったら絶対に就活はしんどいって広める人間になる。そう決めた20の夜。

記事を書くことと夏休み。

しばらくブログを離れていた。

書くことはもとより、誰かのブログを読むことからも離れていた。
このブログの読者の皆様、その他大勢の皆さん非常に申し訳ない…。

なぜ書くことから離れていたか、自分でもいまいちわからない。ただ、長い文章を書くことがしんどいというのは確かな気持ちである。
昔まだブログでお小遣い稼ぎができると信じていたころ、記事は1記事3000文字以上というよくわからない基準を見つけ戦慄していた。私にはそんな文章かけない。
他の人のブログを見ても1記事中の文字数がかなり多く、「よくこんなに書ける」と尊敬する。なぜこんなに書けるのかと疑問にすら思う。
私はどちらかと言うと短いフレーズでスパッとまとめてしまう方が性に合うらしい。その点で私はブログよりもTwitterの方が向いていたりするのだと思う。*1

夏休み中に何箇所かインターンに参加した。 当たり前だけど自分の他にも大学生がいて、経済学以外のことを学ぶ人がいて、それぞれ信念と言うか考えの指針が違っていて、世界というのはすごいと思った。ただ、他の人と出会う度に自分の他人と違うところがわからなくなる気がして少し怖いと思う。一体他人と違うと言うのはどういうことなんだろうか。

もうすぐ春休みが終わり、大学が始まる。先生曰く「『講義を受ける』という体験をする最後の機会になり得る大事な期間だから、大切に過ごしなさい」と。
気がつけば折り返しを過ぎ、ゴールテープが見えてもおかしくないところに来てしまった。あまり気負わず、自分らしく過ごせればいいとおもう。

*1:ちなみにこの記事は脚注を除くと671文字しか無い。私はこの記事の作成に比較的力を入れたほうだと思うので、ブロガーとしてはやっていけないなと思う。

連休と距離感

どうもこんばんわ。夜遅くの更新ですね。

連休っていうとどうにも幸せな感じがします。
バイトはありますが時間が夜だけなので昼間でぐっすり寝ていられたりとか、夜遅くまで起きていられたりとか
大学生は課題という課題も無いので、連休というのはどうにも幸せです。

しかし連休はどうも友達との距離感を忘れさせてしまうような気もします。
学校で会う時はどんなに仲が良くても、3日程度の連休を挟んでしまえば以前までどう話していたか分からなくなります。
連休が明け、学校が始まったときにうまく話せるかどうか不安になったり、そもそも気がついてもらえるかどうか不安になるときもありますね。

連休とは楽しくもありながらひどく寂しさを覚えさせる期間でもあると、僕は思います。

久しぶりです

最後の更新、2月だってよ。

というわけで、おおよそ一ヶ月半ぶりの更新です。こうして筆を執るのも久しぶりですね。 ブログっていうのは不思議なもので書こうと思うとなかなかかけないものです。そしてそこに言い訳をすることもまた簡単なのです。

4月になり新学年、無事に3年生になることができました。 今は就活の準備をしつつ、興味本位で懸賞論文を書いてみようと思い、先生とメカニズムデザインの勉強をしています。

とりあえず生きています。

Twitterの方は毎日更新できていますのでご報告まで。